結婚を目標に始めた婚活も、うまくいかないと諦めてしまうという人は少なからずいます。
現在の日本は結婚の難しい社会的な事情を抱えており、婚活を頑張っても報われない。
そして諦める理由に溢れています。
そこで、この記事では婚活を諦めてしまう理由を解説します。
諦めた後の生活や、今度こそ婚活を成功させる手段を解説していきます。
実際に男性が婚活を諦めるとき、具体的な理由や心理を紹介します。
男性が婚活を諦める理由の一つとして、歳を重ねるごとに出会いが限られることがあげられます。
通常、男性は年齢を重ねても20代の若いルックスの良い女性を求める傾向があります。
一方、女性は少しの年上は許容するものの、その範囲はおおよそ6歳ほどと言われています。
仮に30歳までに結婚したいと入会された28歳の女性の男性の上限は34歳となります。
そのため、需要と供給が合わないことが起こります。
現実的に歳を重ねたとき、若い女性と結婚するためには年齢を埋めるだけの価値が必要です。
「ルックス」
「収入」
「優しさ」
これらの項目で、そのギャップを埋めることができます。
しかし価値提供ができずギャップを埋めきれない人もいます。
そうなると、自らの価値と見合わない相手を追い続けることになります。
最終的には、結婚ができず婚活を諦めてしまいます。
30代に入ると、それまでのキャリアや生活習慣が収入やルックスになって表れます。
1000万円以上を稼ぐ男性もいれば、年収300万円の男性もいます。
若々しい見た目の人もいれば年齢以上に見られる人もいます。
実際は、年収が少なくても、ルックスのあまり自信がなくても結婚は可能です。
現在は共働きが普通です。
また、ルックスは清潔感さえあれば、気にしないという女性もたくさんいます。
ですが周囲と自分を比較してしまうことで、結婚を諦めてしまうのです。
結婚はこれまで別々の人生を歩んできた他人と、時間や財産を共有することでもあります。
例えば結婚すると、家のことなどで時間やお金を使うことも増えます。
これまで自らの時間や稼いできたお金が共有のものになります。
子供ができればさらにその時間やお金を消費することになります。
現代の日本では、女性よりも男性の方が、年収が高い傾向にあります。
よって結婚によって自分の時間も減ることからメリットを感じないという人もいます。
結婚をすると同時に離婚というリスクが生まれます。
離婚をすると財産分与などでこれまで貯めた貯金や財産を折半する必要が出てきます。
社会的な地位にも影響することがあります。
結婚をすることで子供ができ、将来思い切った行動が取れなくなる可能性もあります。
企業や独立など、将来の選択肢が狭まることから結婚を諦める人もいます。
連日ニュースになっている通り、日本は少子化が大きな社会問題になっています。
その原因のひとつとして晩婚化や未婚率の高さが挙げられます。
国勢調査によると男性の初婚の平均年齢は2020年時点で31歳です。
それ以降未婚が続いた場合の生涯未婚率は約28%にものぼります。
3〜4人の1人は生涯一度も結婚できない計算となります。
今後、この数値はさらに上昇することが予想されています。
近未来では結婚できないのが普通の社会になる可能性もあります。
では婚活を諦めた後、男性はどのような生活を送るのでしょうか?
各年代に焦点を当て、その後の人生における心の変化を考えていきましょう。
30代のうちは、多くの男性は健康で働き盛りです。
余裕を持った独身生活を楽しむことができます。
周囲に結婚していない人もいることから、友達や趣味仲間との盛んな交流ができます。
独身のため、自由にお金を使えるので人生を謳歌している感覚になるでしょう。
楽しい時間が長いので、結婚への意識が薄くなります。
現状の独身生活に満足している人もいるでしょう。
たた、ふとした時に女性との出会いが減ってきたことに気がつきます。
そして孤独感を感じる瞬間がきます。
40代になると、30代のうちに感じなかった体調の変化を感じるようになります。
また周囲の多くが結婚することで友人と疎遠になることが考えられます。
同時に親が死別したり、健在でも介護が始まることも出てくる年齢です。
そして親の不調を見て将来の自分が孤独死するリスクを考えるようになります。
このようなきっかけで40代は家族の重要性を再認識して、婚活をリスタートする年代でもあります。
30代の頃と比べ、結婚についての意識が変化して婚活に真剣に取り組む人もいます。
ただし35歳を超えると未婚男性が結婚できる可能性は3%と非常に低く、かなりの努力が必要となってきます。
50代になると、人生の終わりを真剣に考えるようになります。
人生100年時代と言われることから、親が健在なこともありますが、ほとんどの場合は介護が必要です。
衰える親の姿を目の当たりにすることから、将来の自分の姿を重ねるようになります。
社会的な地位を得て、仕事を頑張ってお金を稼いでいる。
反対に収入が少なくて結婚を諦めた人もいるでしょう。
ただお金があってもなくてもパートナーがいないことで孤独感を感じる人が増えてきます。
40代のうちは若々しいルックスに自信があった人も50を超えると、ルックスはアドバンテージになりません。
もし婚活を再開するのであれば、ある程度の社会的地位は必要です。
自分の人生を見つめ直したとき、改めて婚活を再開したと感じた人向けに幾つかの提案をいたします。
婚活を再開したいと感じたら、なるべく早めに取り組みましょう。
国勢調査では、これまで結婚の経験のない男性が35歳を超えて結婚できる可能性は、およそ3%と非常に低いことが示されています。
ただし調査の中には、婚活の取り組んでいない男性も含まれます。
婚活に真剣に取り組んだ場合、多少確率は高まる可能性があります。
歳をとれば婚活をしている女性も少なくなってくるので早めに行動した方が相手も見つかりやすくなります。
婚活を成功させるためには、自己分析が何よりも大切です。
「なぜこれまで自分が婚活に失敗してきたか」
「どんな相手に受け入れてもらえるか」
客観的に考える必要があります。
16個の質問に答えるだけで婚活市場における自分の偏差値がどれくらいか診断できるサイトもあります。
自分がどのくらい婚活市場で需要があるかを確認することが重要です。
真剣に結婚を目指すのであれば、結婚相談所を利用してみましょう。
マッチングアプリや街コン、婚活パーティは、35歳を過ぎるとマッチングが難しくなる傾向があります。
女性は婚活に予算をかける傾向があり、結婚相談所は入会金や月会費がかかるものの女性の比率が高くなっています。
結婚相談所は、結婚を目指すための最短ルートです。