結婚に向けて同棲していたカップルも、何らかの理由で別れてしまうこともあります。
この記事では、同棲解消が決まった後にやるべきこと。
新生活のポイントについて解説していきます。
同棲解消が決まってからの大まかな流れを一覧にしました。
これ以外にも、それぞれのケースで手続きややらなければいけないことが発生する場合もあります。
まずは基本的なことを抑えて、整然と作業を進めましょう。
やることをリスト化しておくことで、同棲解消のつらい気持ちを和らげることにもつながります。
賃貸住宅の解約条件を契約書で確認し、管理会社や大家さんに退去日を相談します。
その後、正式に解約書類を提出し、退去日を確定させます。
退去日が決まったら、新しい生活のために物件探しを始めます。
物件探しや内見を行い、新しい居住先を見つけます。
新居が見つかったら、新しく契約を結び、引越し手続きを進めます。
同時に、荷物の整理や引越し業者の手配などを行います。
退去前には公共料金(電気、ガス、水道など)の解約・変更手続きを行います。
合わせて新居でも必要な料金の契約を進めます。
入居日が決まったら、引越し日程を決定し、引越し業者を選定して引越しを行います。
事前に、荷造りや転送手続きを済ませておくとスムーズです。
現在住んでいるエリアの役所に転出届を提出し、引っ越し後に新しく住むエリアの役所に転入届を提出します。
退去後、住んでいた場所の鍵を返却します。
銀行やクレジットカード、携帯電話、免許証、勤め先などの住所変更手続きを行います。
最初に同棲解消にはさまざまな費用が発生し、お互いにお金の取り決めが必要です。
同棲解消から引っ越しまでにかかる主な費用。
それに関連するお金の取り決めについてまとめたので参考にしてください。
住んでいた物件を原状回復するための退去費用がかかります。
クリーニングや修繕費用が含まれており、契約書に基づいて算出されます。
経年劣化や故意・過失による損傷など、責任の所在に応じて入居者と管理会社の費用の負担が決まります。
不要な家具や家電の処分費用、引っ越し業者への支払いも必要です。
引っ越し費用は通常、各自が負担するのが一般的です。
不用品の処分にかかる費用負担の取り決めも行います。
新しい居住先にかかる初期費用
家賃、敷金、礼金、仲介手数料、火災保険、家具・家電の購入
入居費用は新しい物件に応じて発生します。
基本的には各自が自身の新生活にかかる費用を負担します。
同棲カップルが共同で貯金していた場合、分配を行います。
共同貯金について、いつから貯金していたか、いくら貯金されているかを確認しましょう。
解散時の配分方法や通帳の処理を話し合います。
そのほか、これまで築いてきたものの清算が必要です。
特にもめることが多い例として、ペットをどちらが飼うかということがあげられます。
お金や財産に関しては感情的になりやすい項目です。
トラブルを避けるためにも、冷静なうちに話し合いを重ねて決めておきましょう。
同棲解消後、新しい生活を始めるためには、引っ越し前にさまざまな手続きが必要です。
以下に具体的に必要な手続きや注意点についてまとめました。
引っ越し先を探す際に、急いで選ばないようにしましょう。
同棲解消後は感情的になっていることも考えられますが、落ち着かない状態で物件を選ぶと後悔する可能性があります。
また、相手の新しい住所を知るかどうかはお互いのプライバシーを考慮して話し合いましょう。
予期せぬ出会いを避けるため、距離を離した場所を検討することも一つの選択肢です。
引っ越し先の物件を選ぶ前に、可能であれば内見を実施しましょう。
実際に足を運んで確認することが重要ですが、近年ではオンライでの内見もできます。
内見の際には、間取りや日当たり、水回り、収納スペース、設備、セキュリティなど。
生活に必要で自分が求める条件を確認しておきます。
引っ越し業者を選ぶ際には、口コミや評判を確認し、複数の業者を比較検討することが大切です。
まず引っ越し前に不要な家具や家電を処分する方法を検討しましょう。
業者に頼む場合は適切な業者を選びましょう。
引っ越し業者が処分してくれる場合があるもののやや割高です。
同棲解消後は何かと入りようになるので、節約をおすすめします。
お互いの引っ越し日程を共有して、同じ日に引っ越す場合は荷物の取り違いがないように注意しましょう。
一方が残る場合、相手の引っ越しをスムーズに進めるためにも、荷造りやゴミの片付けなど行うようにしましょう。
引っ越し前には転出届を提出し、住所の変更手続きを事前に行います。
現在住んでいる住居の電気・ガス・水道などの公共料金は解約手続きを進めます。
新居での新規契約を行います。
引っ越し後も郵便物が届くように、郵便局で転送サービスの手続きを行いましょう。
引っ越しが決まったら友人や家族に新しい住所を連絡しておくことも忘れずに。
同棲解消後から引越しするまでの間は非常にバタバタします。
引越し後の生理はのんびり行えるものもあります。
心の整理をつけながら、自分のペースで取り組みましょう。
退去時には管理会社と入居者が立ち会います。
一緒に住んでいた二人が立ち会う必要はありません。
スペアキーがある場合は、種類や本数を確認し、全てを返却しましょう。
また、引っ越し時に忘れたものがあれば、事前に取りに行くように心がけましょう。
最初に引っ越し先での荷物の整理を行います。
引っ越し時に置き忘れたものがないか、特に大切なものは再度確認して取りに行くことが重要です。
一人での生活に不安を感じる場合、新居での荷物の整理の手伝いを友人に頼むことも検討しましょう。
かなり気分がまぎれるはずです。
役所への「転入届」は引っ越し後2週間以内に提出する必要があります。
運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、銀行、クレジットカード。
そして生命保険、健康保険・年金、携帯電話、通販サイトなど
住所登録があるものを変更する手続きを行います。
新しい生活になじむまでには時間がかかります。
焦らず、自分のペースで新しい環境に慣れていくよう心がけましょう。
寂しさや不安が出てきた場合、それを受け入れつつ、少しずつ前に進んでいくことが大切です。
また、収入面や生活の安定感が生まれるまで、慌ただしい日々が続くかもしれません。
焦らず、自分らしい生活に戻っていくことを意識しましょう。
同棲解消はつらい経験だったかもしれません。
もしかしたら、今後もう恋愛や結婚なんてしたくないなんて気持ちになっている人もいることでしょう。
落ち着いてから、また出会いがほしいと感じたときは、結婚相談所の利用がおすすめです。
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