080-2393-7465
受付時間 10:00〜20:00(不定休)
カウンセリング予約
メニュー
CLOSE
カウンセラー紹介
無料カウンセリング
画面トップへ
無料カウンセリング

IBJ婚活白書からの年の差婚の限界を感じる

婚活コラム画像

IBJ婚活白書が2024年4月15日に開示されました。

この成婚者をまとめた内容が、特定年代の男性にはショッキングな数値が並んでいました。

そして結婚相談所のイメージが大きく変わったと思います。

初老の男性が持つ結婚相談所へのぼんやりとしたイメージは下記ではないでしょうか?

「結婚できない男女の最後の砦」

「結婚できない男女が、結婚するための場所」

「仲人おばさんが異性を紹介してくれる」

実は婚活という言葉ができたのは、21世紀に入ってからです。

昭和の時代は全員が結婚して家庭を築くものというイメージがありました。

そして今の40代・50代の初老男性は、日々の仕事の多忙に追われています。

「20代は仕事優先。結婚は出会いが無くて遅れているだけで、いつかは結婚して家庭を築ける」と思っていたのかもしれません。

1.40代婚活男性のあるある

結婚相談所に男性が入会して、最初に仲人にお相手女性への希望を伝えると下記内容ではないでしょうか?

 ①結婚の目的は自分の子供を持つこと、2人から3人は欲しい。

 ②お相手女性の年齢は20歳から32歳を希望。最悪34歳までの女性

 ③家事・育児は手伝うが基本は女性が行うものと考えている

 ④女性も働く時代なので、家事・育児に影響の無い範囲で共働きを希望。

 ⑤家事手伝いの女性は避けたい

これは、40代婚活男性あるあるです。

多くは結婚に縁がなかった初婚男性が希望する条件です。

そして、バツイチ・バツニの男性は上記条件を拘らないケースが多いです。

2.成婚白書より年の差と年収

IBJの成婚白書でネット上で最も話題になったのが、「男性の年収別と成婚相手との年齢差」です。

『成婚白書 2023年度版』全文はこちらから(PDF)

https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2024/04/2023IBJseikon_hakusyo.pdf

ここでIBJの記事を引用してみましょう。

<成婚白書P13>

男性の年収別に成婚相手との年齢差を比較すると、年収が上がるに連れて、お相手との年 齢差が大きくなる傾向がある。

年収 1,000 万円未満の場合は 5 歳差以内に留まり、1,800 万円を超え ると7歳差程になる。

結婚相手に求める年齢がある場合は、男女ともに、自身の年齢や年収を把握し たうえで活動をすると、結婚につながる可能性が高くなるだろう。

--------------------------------------------------

つまり40歳で考えると、1800万円の年収の男性が成婚できるのが33歳です。

40代で20代の女性と成婚するのは、困難な状況であることがはっきりと示されてしまいました。

そして40代の不満は下記につながります。

「男性が10歳以上の年の差婚は存在している」

「結婚を斡旋する業者である結婚相談所はお客様のニーズを満足させる仕事をしていない」

なぜ、不満が起こるのでしょうか?

冒頭にお話しさせていただきました。結婚相談所のイメージが影響していると思います。

加えて40代の男性は団塊世代の親からもう一つの今では通用しない思いがあります。

それは「お客様は神様です」

3.成婚白書より年収と成婚者

もう一つのデーターが年収と成婚者の関係です。

ここでも引用してみましょう。

<成婚白書P11>

男性の成婚者と活動会員の平均年収を比較すると、どちらも 50 代をピークとして年収が上がり続 けている。

また、20・30 代は 60 万円ほど成婚者の方が年収が高く、40 代以降になると 100 万円以上 もの差が開いていることから、男性は年齢が上がるに連れて、より高い年収を求められる傾向がある。

---------------------------------------

そして話題になったのが、活動者と成婚者の年収です。

日本人の平均年収より高い年収です。

 40代活動会員様の平均値は、年収¥7,434,567.-

 同 成婚会員様の平均値は、年収¥8,616,766.-

これは安価なマッチングアプリと違い、成婚までの手厚いサービスを提供する結婚相談所は入会費用・月会費が必要です。

そのために活動者の年収の壁が存在するためです。

冒頭でお話しました結婚相談所に対するイメージのギャップが出てきます。

昔の仲人おばさんに比べて、ネットを駆使した結婚相談所は確かに高価。

社会貢献と言いながら年収の低い男性を切り捨てしていないか?と不満を持たれるからです。

そして昔は良かったと懐古主義になって、社会が悪い、女性は悪い、社会の悪である結婚相談所は無くなってしまえ。

とネットでポストされる初老男性が数多く見られます。

4.成婚するためにすべきことは?

ここまで成婚白書をベースに年の差婚に関して分析してきました。

結婚とはお相手があって成り立つものです。

そして現在の日本では、全員が結婚できる社会ではありません。

40代男性が成婚するためには、まず自分の考えや思いの棚おろしから初めてはいかがでしょうか?

そして結婚相談所に対しての思い込み・違ったイメージを取り除くと良いかもしれません。