婚活市場には、年上の女性と結婚したいという男性がいます。
一方で年下の男性と結婚したいというニーズが少なからず存在します。
愛情があれば、どんな年齢差出会っても問題ありません。
実際に結婚する前に相手が年上の女性だと、どんなメリットやデメリットがあるのか。
知っておくことも大切です。
そこで、この記事では年上妻と結婚すると、実際にどんなことが起こるのか解説していきます。
夫が年下で、女性が年上のいわゆる年上妻のカップルはどのくらいいるのでしょうか?
厚生労働省の調査によると下記パーセントです。
夫が年上の世帯 53.8%
妻が年上の世帯 24.5%
同年代 21.6%
半分以上の世帯が、夫の方が年が上なことが示されています。
4組に1組の割合で妻が年上のカップルがいることもわかります。
また、妻が年上のカップルは、同じ年齢のカップルよりも多いという結果になっています。
どうでしょうか?
自分のイメージと比較して、意外と妻が年上の夫婦は多いと思った人もいるのではないでしょうか。
確かに、妻が年上であることも、決して珍しいことではありません。
「年下の男性は女性からは需要がないかも」と悩んでいませんか。
データー上では、十分好みの相手を見つけられる可能性はあります。
参考:厚生労働省人口動態調査
人によって、結婚相手に求める年齢差は異なります。
恋愛の形は人それぞれなのです。
「10歳離れていたらやめた方がいい」という具体的にNGな歳の差はありません。
それ以上に、お互いに支えあっていけるか、近い価値観を持っているのかということが大切です。
たまに、芸能ニュースなどで芸能人の歳の差婚が騒がれます。
そういった風潮から一般の人たちの中にも歳の差婚を気にする人たちもいます。
妻が年上の場合は、さらに割合的にも少ないです。
もしかしたら、職場や親族の間で話題に上がることもあるかもしれません。
しかし、結婚において最も大切なことは、カップルの間に愛情があるかどうかです。
世間の目以上に、結婚相手のことを大切にできるような出会いを得ていただきたいと思います。
実際に、妻が夫よりも6歳以上年上の世帯は全体の6.4%あります。
20組に1組は妻が年上でさらに6歳以上もの歳の差があります。
女性が上の歳の差婚は決して珍しくはありません。
参考:厚生労働省人口動態調査
年上の妻がいる男性にとってのメリットとデメリットを紹介していきます。
妻が年上なことは、男性にとって非常に多くのメリットがあります。
晩婚化の理由の一つに、男性側の経済的な負担が大きいことがあげられます。
実際には現代社会は男女共働きなので、お互いに支え合いながら結婚生活を送ります。
しかし、いまだに男性が家計を支えるという価値観は大きいのが現状です。
また、年下の女性と結婚した場合、その考えもより顕著になります。
しかし、年上の女性と結婚することで経済的な負担を共有しやすくなります。
相手が年上という立場もあり、女性が年上の夫婦では女性の方が収入が多い。
というのも珍しくありません。
年上の女性と結婚することで、男性の結婚のハードルの経済的な負担を軽減することが可能です。
年下の女性と比較すると、年上の女性は男性のことを「かわいい」と思ってくれることが多くなります。
パートナーシップにおいて、相手のちょっとした欠点を「かわいい」と捉えられることは非常に大切です。
言い換えると、相手のダメなところを受け入れる感覚を表しています。
普段かっこよくあろうと思っている生活意識や美意識の高い男性がいます。
彼達は、相手に弱みを見せると嫌われると考えてしまう人もいます。
しかし、年上の女性は受け入れてくれる範囲が広いと言えます。
ちょっと弱みを見せても受け入れてくれることから、そんな男性も素直な自分を出しやすいです。
親密な関係を継続しやすくなるでしょう。
経済的な負担共有できる意外にも、様々なところで負担を共有できます。
年上の妻は夫よりも長く生きているので、旅行やレジャー、仕事、家事の経験が豊富です。
二人で外食する際も、美味しいお店を調べてくれたり、旅行先のプランも一緒に考えてくれたりします。
精神的な負担が減るので、男性にとって年上の妻は非常に頼りがいのある存在と言えるでしょう。
妻が年上であることには、デメリットもあります。
ただ、愛情を持ってヒアリングを重ねることで解決できる問題ばかりです。
女性の体は、妊娠・出産までのタイムリミットがあります。
女性の年齢が35歳をすぎると、不妊や流産のリスクが高まります。
子どもを望んでいる場合は不妊治療が必要な場合もあります。
不妊治療は費用も期間もかかります。
妊娠を望んでいる場合は将来的な子どもの有無を踏まえて、結婚前に相談しておいても良いでしょう。
男性は、女性と比較して自己顕示欲や社会的な成功欲が強いと言われています。
経験豊富な年上の女性に劣等感を覚える人もいます。
最初のうちは平気だったものの、結婚生活を送る上で相手と自分との差を感じてしまう。
そのケースでは、二人の関係はうまくいきません。
この劣等感は、下記のような原因となって引き起こされます。
「男性側の精神的な不安定さ」
「コミュニケーション能力の未熟さ」
パートナーは、自分の影響力を誇示する相手ではありません。
また、相手が完璧なように見えても、人間である以上何かしらの欠点も抱えています。
相手も同じ人間であることを受け入れましょう。
お互いに良い部分、ダメな部分を開示できる夫婦は良いパートナーシップを築けるでしょう。
年下の夫は女性にとってもメリットがたくさんあります。
男性側も年上の女性に与えられる自らの価値を知っておくことができます。
より上手に相手を愛せるようになります。
女性はいつまでも若々しくいたいと思っている人が多いです。
年下の男性と過ごすことで自分の気持ちや感覚が若返って行くのが楽しいと感じています。
男性側の何気ない言葉や、振る舞いに喜びを感じやすくなります。
結果パートナー関係が良好に運びます。
許容の範囲が広く、期待の範囲が狭いので、年上の妻は年下の夫のことを可愛く感じます。
デートコース選びや、サプライズなどあまり期待していません。
多少の失敗があってもかわいいと捉えてくれます。
女性にとっては、無駄に期待して落ち込むこともありません。
その結果、精神的な負担や浮き沈みが少なくなります。
裏を返せば、たまにサプライズするとすごく喜んでくれますよ。
男性の中にはなかなか頑固な人もたくさんいます。
特に年下の妻の言葉を受け入れられない夫は一定数います。
そういった男性と結婚してしまうと、女性にとって大きなストレスになります。
しかし、頑固な男性であっても年上相手であれば素直に耳を傾けることがあります。
女性は「なんで話を聞いてくれないの?」という気持ちになりにくくなります。
年上の妻は、女性にとってもたくさんのメリットがあるのです。
そして夫婦関係を良好に保ちやすい条件がそろっていると言えるでしょう。