コロナ以降、テレワークを取り入れる企業も増えました。
感染症がある程度落ち着いた今でも自宅での仕事を続けているという人もいます。
移動の手間がないので良い働き方である一方で、外出の機会が減るので出会いがなくなるという人も多いようです。
この記事ではテレワークで出会いが減ってしまう理由を紹介します。
そして、テレワークをしていても理想の相手と出会う方法について解説していきます。
様々な機関がカップルの婚姻の動向について調査しています。
コロナ禍以降いずれの研究報告でも婚姻数が減少していることがわかっています。
厚生労働省の『年次婚姻数の推移』にはコロナ禍が始まって以降、婚姻数は11万組減少していることが記されています。
参考:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai22/dl/gaikyouR4.pdf
この背景には感染症の拡大による、結婚式の自粛や延期にともなうもの。
「ソーシャルディスタンス」という言葉によって人と人との間に一定の距離が求められるようになったことがあります。
飲食店や人の集まる場所は営業を自粛し、出会いの場にもなる夜の街も閑散とした状態が続きました。
特に恋愛においては、ソーシャルディスタンスの影響は大きいと言えます。
初対面の男女が距離を縮めるきっかけがほとんど失われることから、出会いのチャンスがかなり減ったと言えます。
また、ソーシャルディスタンスを保つための施策として、多くの企業でテレワークが取り入れられるようになりました。
家からも出ないという人も増加しました。
コロナが落ち着きつつある現在もテレワークは取り入れられています。
そのため、テレワークをしている人は今でも出会いがない状況が継続しています。
テレワークを行うと外出する機会が減るので、出会いが減るということはなんとなくわかります。
ここではテレワークで出会いがなくなる、3つの具体的な理由に注目していきます。
テレワークの導入により、職場での直接的な人間関係が減少しました。
特に同じチーム以外の人たちとはほとんど会うことがなくなりました。
これまで行われていた雑談や交流の機会が減りました。
そのため、普段の業務においても異性との自然な出会いの機会が減少しました。
恋愛に発展する余地が少なくなり、出会いの減少につながっています。
テレワークになると、仕事帰りに同僚や上司、取引先と飲みに行く機会もなくなります。
飲み会はリラックスした雰囲気で同僚とのコミュニケーションを深める場でした。
異性との親交を深めるきっかけの一つです。
テレワークによってこれらの機会が減ったことで、気になる異性との出会いの場が減少。
その結果、新たな関係が築きにくくなりました。
テレワークに慣れることで、自宅で過ごす時間が増え、他人と関わる機会も減少しました。
そのため、異性との出会いを求める気持ちも薄れました。
対面でのコミュニケーション能力も磨かれなくなってしまいます。
自分の時間が増えることで、恋愛に対しても面倒になり、外に出た後も出会いの機会を得にくくなってしまいます。
テレワークによって、これまで婚活市場で魅力的に捉えられていた業界で働く人たちの出会いが減少しました。
次にテレワークを取り入れたことで、出会いのチャンスが少なくなった人気の職種を紹介します。
IT業界のエンジニアは婚活市場において人気の高い職業で、女性からのウケも抜群でした。
しかし、テレワークを取り入れやすい業務内容です。
そのため、出会いのきっかけも大きく減少したと考えられています。
IT業界従事者は、結婚相手の職業として毎年ベスト3には入っています。
そんな魅力的な職業の男性との出会いが減ったことは、婚姻数に影響を与える大きな要因となったはずです。
IT業界と密接に関係している不動産業界も、いち早くテレワークを取り入れました。
これまでは対面で接客していたのを、アプリを利用したオンライン上での接客に切り替えました。
社内業務に関しても遠隔で行われるようになりました。
不動産業界は激務な一方で、収入が高い人も多いです。
また営業職はコミュニケーション能力もあるので婚活市場でも人気でした。
金融業もテレワークによって、出会いの減った職業です。
ただ金融業界は婚活市場において人気の業界でもあります。
そのほかの業界と比較して女性の比率が高く、社内恋愛も多いと言われています。
テレワークにより職場での出会いが減ることで、婚姻数にも影響を与えていると予想できます。
コロナ禍が一旦の落ち着きを見せている現在でも、感染症に対する社会的な危機意識は高い状況です。
テレワークが続いているという業界や職種もあります。
では、現在テレワークを行なっている人たちはどのようにして出会いを得たら良いのでしょうか?
ここでは、テレワーカーが出会いを得るためのおすすめのプラットフォームについて紹介していきます。
コロナ禍をきっかけにオンライン上で出会うカップルも増えてきました。
そのなかでも、若い世代を中心にSNSを利用した出会いが一般的になりました。
TwitterやInstagramを通してこれまでお互いに知らなかった男女同士がマッチングするということが起きています。
近い場所に住んでいたり、共通の趣味があったりすると話題が広がりやすいのです。
SNS上でも良い出会いが得られる可能性があります。
ただ、同時にSNSでの出会いを通してトラブルに巻き込まれるといった事件も増えてきています。
また、出会うまで相手がどのような人物かわかりません。
上手に利用するためにはリスクを理解するリテラシーが必要です。
マッチングアプリとは、プロフィールを通じてお互いの情報を知る。
共通の趣味や価値観をもつ相手とマッチングするプラットフォームです。
スマホと身分証明証があれば誰でも気軽に始められます。
月額の利用料も数千円からとマッチングサービスの中では費用が控えめなこともメリットです。
また、テレワーカーは通勤時間がない分、オンライン上でマッチングアプリを活用しやすい。
共通の興味をもつ異性と出会う機会は、むしろ外に出るよりも多いかもしれません。
デメリットとしては、プロフィールに掲載されている写真が本人とは限らないこと。
純粋な出会いを目的としていない人も登録していることです。
また、ビジネスへの勧誘やお店の営業などを目的として使っている人も多いのです。
そういった人たちを見極めながら出会いを探す必要があります。
結婚相談所には真剣な出会いを求める人々が登録しており、プロのアドバイザーである仲人がマッチングをサポートします。
テレワーカーでも利用しやすいように、オンラインお見合いなど企画している会社もあります。
仲介者がいるので自宅にいながら安心して出会いを得られるでしょう。
また、他のプラットフォームよりも女性の比率が高く、登録者の多くは真剣な出会いを求めています。
そのため、結婚を目的としているテレワーカーにはおすすめのプラットフォームです。
テレワークによって出会いが減ったことについてお話ししてきました。
そして、テレワーカーが出会うためには結婚相談所の利用がおすすめです。
結婚相談所では、仲人の仲介によってマッチングが行われます。
そのため、忙しいテレワーカーが自らマッチする相手を探さずにすむので、時間の節約にもなります。
また、オンラインお見合いを取り入れている企業も多いです。
自宅にいながら理想の相手を見つけられるので、テレワーカーには最もお勧めできる出会いの方法です。