世の中には結婚願望のない人たちもいます。
このこと自体は、それぞれの人の価値観によるので否定されるものではありません。
しかし、婚活中にそんな女性と出会ってしまうことがあります。
その結果、貴方の貴重な時間やお金を無駄にしてしまうかもしれません。
この記事では、結婚願望のない女性の特徴と、男性が結婚願望のある女性と出会う方法を解説します。
2022年度の『出生動向基本調査』
【生涯結婚を望まない比率】
男性17.3%
女性は14.6%
同調査の中では過去最高の数値です。
そして男性と比較して、結婚願望の強い女性の中にも結婚したくないという人が増えてきています。
さまざまな社会的な背景が考えられます。
「マッチングアプリやSNSなどの登場によって、出会いの数が増えたこと」
「異性へ過度な期待をしなくなったこと」
「女性の社会進出が進んできたこと」
「キャリア志向の強い女性が誕生してきていること」
などが考えられています。
一方、結婚願望をもつ男性の減少には、次のような要素が関係していると言われています。
「経済状況の悪化」
「ライフスタイルの選択肢の増加」
そして今後、結婚願望を持たない女性は増えていくと予想されています。
参考:『出生動向基本調査』
結婚願望がない女性には、一定の特徴があります。
女性の社会進出がすすみ、女性の中にもキャリア志向の強い人たちが誕生してきました。
家庭をもつこと以上に、成功や出世、仕事の優先順位が高いの女性です。
そして恋愛に関しては後回しにしてしまいます。
キャリア志向の強い女性と交際すると下記にようなことが起こります。
「仕事の予定がびっしりで、なかなかデートに行けない」
「記念日でも一緒に過ごせない」
しかし、男性側もキャリア志向が強い場合は、お互い独立した良いパートナーになれるます。
最近はYouTubeやソーシャルゲームなど、一人の時間を気軽に使うためのツールが増えてきています。
そのため、他人といることに疲れを感じる人も多いと言われています。
一人の時間はのんびり家で動画でも見ていたいというニーズがあります。
婚活や男性との交際を面倒に感じているので出会いも少ない。
結婚に関して少しは興味がありますが、それよりも一人の時間の優先度が高いのです。
このタイプはさらに2つのパターンがあります。
「パーソナルスペースに他人が侵入することを嫌がるタイプ」
「同じ部屋にいることは苦ではないものの別々のことをしていたいタイプ」
前者は交際に発展することは難しい一方で、後者は折り合いをつけることで共同生活は可能です。
オタク趣味やアイドルの追っかけ、旅行や創作活動など、幅広い趣味をもつ女性が増えてきています。
趣味にお金と時間をさくあまり、男性と交際する時間がさけないという女性は一定数存在します。
また、アイドルの追っかけやオタク趣味を通して、異性への理想が高くなっているケースもあります。
好みの相手となかなか出会えない傾向もあります。
これまでの恋愛で辛い体験が重なり、男性に対してトラウマを持っている女性は結婚願望を無くしてしまう傾向にあります。
「どうせ浮気される」
「男はクズばっかり」
「傷つくよりもひとりがいい」
と考えている女性は意外とたくさんいます。
男性は、こういった過去の傷をみると癒したいという心理が働きます。
傷の深さによっては精神的に不安定なこともあります。
そして、引っ張られて男性側も不安定になるケースがあります。
女性でもひとりで生きていけるだけの収入が得られる時代です。
そのため、元々共同生活への意識の薄い女性が、無理して結婚する必要がなくなってきました。
「料理や掃除など、何気ない日常生活に喜びを見つける」
「出世欲にかかわらず仕事に真面目に打ち込む生き方を選ぶ」
そのような人の中には、結婚願望がほとんどない人もいます。
ひとりが好きというよりも、そもそも他者を必要としていないタイプの女性です。
結婚願望を持たない女性が増えていることには、理由があります。
結婚をすると、自分がこれまで自由にしていた時間はほとんどなくなります。
仕事以外の時間は家に帰ればパートナーがいると
気軽に行っていた友達との旅行や遊びも制限されることも考えられます。
さらに子どもができると、その時間はもっと少なくなります。
そのため、自由な時間を優先するために結婚したくないという人も増えています。
男性と交際しているものの、自分と相手の経済状況が悪い。
その結果、結婚が無理だと判断してしまうケースもあるようです。
「将来的にかかる結婚式」
「出産」
「育児」
「進学費用」
「日本の経済状況が不安」
その結果、結婚をしない女性もいます。
もしくは、お互いの金銭感覚の違いによって、共同生活を諦めることもあります。
結婚すると、これまで抱えていなかった様々な面倒ごとが増える可能性があります。
「お互いの両親や親戚との付き合い」
「冠婚葬祭」
「介護」
「子育て」
また一人の女性から、妻や母親などの役割が増えることで、様々な負担も積み重なっていきます。
かつては結婚願望があったものの、良い出会いがなく結婚を諦めてしまうというケースもあります。
マッチングアプリやSNSなど出会いの機会は増えた。
未だに良い男性と巡り会えるチャンスは多くありません。
また、SNSには見た目の良い男性の写真がたくさん上がっているのをよく見ている。
その結果、理想が高くなってしまい、普通の男性に見向きもしないという人もいます。
両親が不仲であったり、周囲の友達が離婚していたりする。
その結果、結婚に対してネガティブな印象を持ってしまいがちです。
つまり結婚に良いイメージがないことで、「自分は結婚せずに生きていこう」と思うことにつながります。
結婚願望の有無は、外から見てもなかなか判断ができません。
好きになった相手に、そもそも結婚願望がない可能性もあるのです。
今交際している女性や好きな女性が結婚願望を持っていないタイプでしょうか。
もし結婚願望のない女性の場合は。自分のライフプランを女性に合わせて変更する。
また、別れる必要も出てくるでしょう。
男性にとっては、非常に辛い選択を迫られるケースです。
もし現在女性と交際していない人は、マッチング媒体を厳選しましょう。
結婚願望の低い相手と出会うリスクを回避できます。
マッチングアプリや合コンには、結婚以外を目的とする様々な人が参加しています。
そのため、出会う相手が必ずしも結婚願望を持っているとは限りません。
中には結婚願望が全くない女性が気晴らしで参加していることもあります。
そのため、結婚したい男性にとっては効率の良い方法とは言えません。
真剣に結婚を目的とするのであれば、結婚相談所の利用を検討しましょう。
確かにマッチングアプリと比較して、会費が高くなります。
結婚相談所を介して出会う女性はほぼ全員が結婚を目的としています。
いざ関係が深まった後に「私結婚する気ないんだよね」と打ち明けられることがありません。
安心して、目的とする結婚にコミットできるでしょう。
人の生き方はどんどん多様化しています。
目的がある時は一つのことに絞って行動することが大切です。
結婚を目的とするのであれば、結婚相談所の利用が一番の近道です。